脳梗塞後遺症リハビリセンター ストロークジム札幌です!
北海道では気温が氷点下になることも増え路面状況が悪くなってきましたね。
積雪や路面凍結があると路面に傾斜ができ、路面が滑りやすくなるので屋外を歩く時の転倒の危険性が高くなります。
そんな冬を少しでも安全に過ごせるように今回は【冬道の歩き方】についてお話をしていこうと思います。
今回紹介するポイントを意識して転倒なく安全に冬を過ごしていきましょう!
①足の裏全体で接地し真上から体重をかけるように意識をする
⇒前回の記事で紹介をしましたが、私達が歩く時には基本的に「踵」から足をつきます。
しかし、冬道の歩行においては「踵からつく」ことが滑ってしまう原因にもなります。
左側の写真は普段通りに踵から接地した写真で右側の写真が足底を接地させて真上から体重をかけるように意識して歩いた時の写真です。
左の写真では踵から接地するために接地面が小さく、斜め下に体重がかかるため滑りやすくなってしまいます。(この写真を撮影した時にも「踵から接地」した時には軽く踵をついただけで滑ってしまいました!)
路面凍結などで滑る可能性がある場合には、安定性を高めることで滑りにくくなりますので「地面と接している面積を増やす」ことが重要です。
②歩幅を広げ過ぎない
⇒「足の裏全体で接地する」と近い内容ではありますが、歩幅を広げて歩くと人体の構造上「踵から接地しやすく」なります。
また、歩幅を広げることで片足で立つ時間が長くなるので不安定になりやすく動きも早くなりやすいです。冬道を歩く時には普段歩いているよりも歩幅を狭くして歩きましょう。
③焦らずゆっくりと歩く
⇒脳梗塞などの後遺症があるとバランスを崩した際に姿勢を戻す力が低下し易くなります。
早く歩くと勢いがつきますので、滑ってしまった時に大きく姿勢を崩してしまいとても危険です。焦らずゆっくりと歩くことを意識しましょう。
④歩く道をしっかりと選ぶ
⇒冬は路面の状況は毎日違います。路面凍結だけではなく、雪が積もって段差が見えにくくなり躓いてしまったり、排水溝など金属を踏んで滑ってしまうといった危険もあります。
そのため、歩く時には路面の状態をしっかりと把握しながら安全な道を選んで歩くようにしましょう。
⑤道具をつかう
⇒つい忘れがちになってしまいますが冬になったら必ずスパイク付きの靴や杖用のアイスピックを使用して滑らないような対策をしたり、帽子を被って転倒時の衝撃を少しでも軽減できるような対策をしましょう。
最近では靴に取り付けられるスパイクなど冬季の転倒防止を目的とした商品も増えてきていますのでご自身の生活に合わせて道具を選んで使用していきましょう!
今回は【冬道の歩き方】についてお話をしました。
冬は春~秋と比べて周囲の環境や動き方で意識をしなければいけないことが増えるので普段通りの歩き方をすることが難しくなります。
冬になると1日の動く量も少なくなることが多いので冬こそ自宅での自主トレーニングや定期的なストレッチが大切です!
過去の記事で自主トレーニングやストレッチについて紹介をしていますので是非ご自宅での運動にご活用ください!
自宅で出来るストレッチ・自主トレーニング一覧
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脳梗塞後遺症リハビリセンター ストロークジム札幌では
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