脳梗塞後遺症リハビリセンター STROKEGYM 札幌です。
前回の記事では「杖にはどんな効果があるのか」ということをお話させていただきました。
今回は「正しい杖の合わせ方を知ろう」というテーマでお話をしていきたいと思います。
杖の高さが合っていないと十分に体重を支えることが出来なかったり、姿勢が崩れる原因にもなりますので、今回の記事を読んでご自身の杖の高さが適切かを確認してみましょう!
※前回の記事をまだ読んでいない方は下記リンクよりご参照ください!
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〇杖の正しい合わせ方は?
⇒杖の正しい合わせ方にはいくつか種類がありますが、今回は最も簡単に設定が出来る方法をご紹介したいと思います。
正面を向いて真っすぐ立つ
力を抜いて手を真下に下ろす
手首の茎状突起(小指側の出っ張っている骨)の高さに杖を合わせる
基本的な合わせ方はこの流れになります。
設定後は歩く時に杖を使用し、使いにくい感じやふらつきが無いか、姿勢の崩れがないかを確認して微調整をしていきましょう。
〇杖が高すぎたり、低すぎたりするとどうなるの?
下の写真をみてください。
杖が低く設定されていると杖を持っている側の肩が下がり、身体が曲がってしまいます。
杖が高く設定されている場合には杖を持っている側の肩が上がり、杖を持っていない方向に身体が曲がってしまいます。
このように杖の高さが適切でない場合、姿勢が崩れバランスを崩す原因にもなりますし、
麻痺などの症状がある場合には歩く時に過剰に力を使ってしまう原因の一つにもなります。
〇こんな場合は特殊な設定をする場合もあるので注意!
⇒お身体の状況によっては基本的な杖の合わせ方と違う設定を行う場合もあります。
例えば、背中が丸まってしまい、真っすぐ身体を起こすことが出来ない場合などでは、
あえて杖の位置を高く設定することがあります。
下の写真のように背中が丸まっていると前方に倒れやすくなってしまいます。
このようなケースでは杖を少し高めに設定し前方につくように設定することで前方への
不安定性を防ぐことができます。
今回は基本的な杖の合わせ方についてご紹介をしました。
その方の疾患の状態や既往歴など様々な要因によって杖の使い方や調整の仕方に工夫が必要な場面がありますので、リハビリを行っている施設のスタッフにご相談をしてみましょう。
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