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冬の準備をしよう!ー道具編ー



最近の北海道では寒さが強く、場所によっては雪が積もってきましたね。


雪が降ると外を歩くと転びそう、足元が安定しないということで外を歩くことを控えてしまいますよね?


しかし、時には外に出ないといけないこともあるかと思います。


そこで、今回は冬の屋外歩行をするときに必要な道具や雪道の歩き方について2回に分けてご紹介していきたいと思います。


今回は【雪道を安全に歩くために使える道具】をご紹介していきたいと思います。


目次


雪道の危険

冬の北海道は雪が多く、歩きにくいですよね?


特に脳卒中(脳梗塞/脳出血)などの後遺症がある方で歩き方が健康な時と変わったという方は歩きにくさを感じやすいかと思います。


では具体的にどのような点で転倒しやすいのかを確認していきましょう。


①    雪に足がとられる


雪がたくさんつもり、除雪が追い付かない、もしくは歩道が狭くなることは多くあります。


雪に足が埋まることで足を持ち上げないといけないこともあり、足がうまく上がらないということで躓きの原因となってしまいます。


また杖が雪の中に埋まってしまうことで杖の機能を活用できないなんてことも少なくありません。


②    滑る


日中は日が差しているが夜間や早朝になると冷え込みにより路面が凍ることがあります。


特に道路の白線マンホール玄関先など滑りやすい箇所はいくつもあります。


一度滑ってしまうと、脳卒中(脳梗塞/脳出血)などの後遺症がある方や高齢者の方などは、バランスを立て直すことが難しくなってしまいます。


これは、立ち直り反応(反射)能力が減退していることが原因であり、さらに転倒による骨折なども危惧されるため、注意が必要となります。


③    路面の凹凸

雪が降った後に人が通ることで雪が踏み固められていきますが、フラットな状態に固まることはほぼありません。


ほとんどの道路はでこぼこに踏み固められていることで歩きにくい道路となってしまいます。


足が上がりにくい、路面の状態に合わせて体の動きを調整する動作が苦手という方も多くいらっしゃることから、路面の凹凸は転倒を引き起こすリスクを高めてしまうため注意が必要です。


④    足元が見えにくい

雪が積もるとあたり一面が白くなってしまいます。


日光などが当たると、雪に乱反射し、まぶしくなってしまったり、影が少なくなることがあり、凹凸等がわかりにくい路面となることがあります。


また雪で縁石やタイヤ止めなどが覆われていたり、厚着をしていることで足元が見えにくいなんてこともあるので注意が必要です。


脳卒中(脳梗塞/脳出血)の後遺症の中には、視野が狭まってしまったり、一方向の注意が向きにくくなるといった後遺症が出現する方も少なくありません。


また高齢になると白内障や視力の低下なども出現することが多く、見えにくさを助長させてしまうことがあるため、見え方が普段と変わることもあり、注意が必要です。


雪道で使える道具

上記でご紹介したように雪道では転倒する危険が急増します。


また雪が多く降った中で転倒してしまうと、手をついても沈んでしまい一人では立ち上がれないということも多くあります。


雪が多い場合などは外出を控えるということも大切です。


雪が少なく、除雪もされている中でも、凹凸や路面の凍結など危険は残っています。


冬の北海道でも杖や靴に一工夫することで滑りにくい環境を整えることは可能です。


特に杖や靴などは様々な道具があり、調整しやすいものが多くあります。


今回はその中からいくつか道具をご紹介していきたいと思います。


ゴムの装着



普段使用している杖の先端に滑り止め使用のゴムを装着することで、グリップ力を上げて杖が滑らないようにする方法です。


着脱は簡単で濡れた路面などでは滑り止めの効果を発揮しやすく、雪が積もっている中でも安定しやすいです。


しかし、凍結路面や凹凸のある路面では安定しにくく、場合によっては滑ってしまう場合があります。


アイスピックの装着

杖用のアイスピックを杖の先端に装着し、屋外ではアイスピック、室内ではゴムなどに切り替えることが可能になるというものです。


アイスピックには単爪や複数の爪がついたものがあります。


単爪は雪道に刺さりやすく、抜けやすいため、歩行への影響は少ないですが、安定しにくいことがあります。


複数の爪がついているものについてはグリップ力が強く、杖を着いた時に安定しやすいですが、雪が詰まってしまいやすく、雪が詰まるとグリップ力が低下してしまいます。


それぞれ、メリット、デメリットがあるのでお住まいの地域の環境や、歩行時にどれだけ杖を活用しているのかによって使用する道具を選択するようにしましょう。


靴自体に滑り止め機能がついている物もありますが、履きなれた靴を履きたいという場合もあるかと思います。


中でも装具などを使用している方であれば、靴の選定は難しく、既存の靴に装着するタイプの滑り止めを使用する方が良いという方もいらっしゃるかと思います。


滑り止めには2タイプあり、貼り付けタイプと巻き付けタイプがあります。


それぞれのメリット、デメリットを確認し選ぶようにしましょう。


滑り止め(貼り付けタイプ)

貼り付けるタイプの物は安価装着しやすいですが、はがれてしまうとその後付け直すことが難しい場合があります。


また、粘着面が弱いと、簡単に剥がれ落ちてしまうこともあるので注意が必要です。


滑り止め(巻き付けタイプ)



巻き付けて固定するタイプは剥がれ落ちることはありませんが、一度装着すると外すのに手間がかかる場合があります。


また屋内に入ると滑りやすかったり床を傷つけてしまうこともあるため、注意が必要な場合があります。


使用する環境やお身体にあったものを選択するようにしましょう。


それぞれの道具に合わせやすい環境や身体機能があります。


ご自身のお身体の状況や使用する環境を考慮し、道具を選ぶようにしましょう。


どのような道具があっているのか、どうやって選べばいいのかなどお困りの場合は専門家(理学療法士、作業療法士など)にご相談し、決定するようにしましょう。



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